投げ比べ
アブアンバサダー2500Cは、渓流ベイトフィネスで有名ですね。軽いルアーがキャストでき、また、アンバサダー独特の雰囲気が、渓流フィッシングにあっており、今、とても大人気です。
特に2501C 左ハンドルは、玉数が少なく、高額過ぎて、もう購入できるレベルではないですよね。
その点、5001Cは、玉数も多く、値段もお手頃、もし、5001Cで2501Cの代わりに釣りが出来たら、それは、とてもお財布に優しくなります。
という事で。今回は、改造オールド2500Cと、改造オールド5001Cの投げ比べについてお伝えしたいと思います。
5001C 改造箇所
1979年製造のオールド5001Cです。
このリール、ほぼフルチューン状態です。
改造箇所は
・アベイル軽量スプール
・アベイル軽量レベルワインダー
・アベイル2BBコグホイール
・ファクトリーチューン用ウオームシャフト 2BBタイプ
・ANY フルセラミックBB オイルレス仕様
・ハネダクラフト4.7:1ハイギヤ
・ハネダクラフトチタンハンドル
キャスト性能に影響する箇所は全て改造済み、特にアニーさんのフルセラミックBBはオイルレスで、抵抗が少なく、とても巻き感の軽いリールとなっております。
このリールの改造は下記、ブログで紹介しているので、見てくださいね。
このブログの後、BBと、レベルワインダーを交換して、さらにグレードアップしております。
2500C改造箇所
1976年製造のオールド2500C。
クレストマークが大きいのがお気に入りです。
IARはないです。
・アベイル軽量スプール
・アベイル軽量レベルワインダー
・アベイル2BBコグホイール
・アベイルアルミウオームシャフト 2BBタイプ
・アベイルハイギヤ真鍮6.1:1
・アベイルカーボンドラグワッシャー
・アベイルピニオンブッシングBBキット
・ヘッジホッグスタジオ AIR BB オイルはIOS-007
・ハネダクラフトミラーフィニッシュショート字ハンドル
BBに使用しているオイルは超低粘度のIOS-007です。オイルレスがベストですが、フルセラミックBB以外は、錆び、焼き付きの問題があるのでオイルを使用します。
;
以上ですが、これらは定番の2500Cのチューニングです。
この2500Cの改造は下記ブログでも紹介していますので、よろしければ見てください。
また、YouTubeでも2500C改造動画アップしています。
ロッド
今回使用するロッドは、フィッシュマンビームスシエラ5.2ULです。
2gのルアーまでキャストできると記載されています。
投げ比べ検証 5001C
まずは、5001Cから始めましょう。
ライン:PE3号
リーダー:ナイロン20LB
キャストするルアーは、
ラパラカウントダウンエリートCDE75
重さは8.95g(実測)
このクラスのルアーは全く問題ない。
気持ちよくキャストできます。
合格
ヘドンタイガーカップ
重さ4.88g
このルアーも問題ないですね。
キャスト可能
合格
ガンクラフトジョイクロ70S シンキング
重さ 4.55g
なんと、ヘドンタイガーカップとあまり重さは変わらないのですが、とてもキャストしにくい。
キャストはできるが、狙ったところへは難しい。
ジョイントルアーは空気抵抗が大きく、キャストしにくいからかな。
これは微妙だ
スミス D-Sライン スプーン
重さ:2.94g
3gクラスでが、正直これは、キャストはできるが、全くねらたっところへは難しい。
これで、釣りをするのはストレス以外の何物でもない。
不合格
これにて、5001Cの検証は終わりです。
投げ比検証2500C
ライン:PE2.5号
リーダー:ナイロン20LB
ラパラカウントダウンエリートCDE75
重さは8.95g(実測)
このクラスのルアーは5001C同様全く問題ない。
気持ちよくキャストできます。
合格
ヘドンタイガーカップ
重さ4.88g
このルアーも問題ないですね。
楽勝
合格
ガンクラフトジョイクロ70S シンキング
重さ 4.55g
さすが、2500C、このルアーでも余裕だ。
ここで、勝負ありました。
2500Cのほうが全然キャストしやすい。
明らかに違います。
余裕で合格
ラパラカウントダウン CD-1
勝負あったので、遊びで
CD-1をキャストしてみます。
重量は2.69g
さあ、どうだ、
このルアーでもまだ、キャストできる。
凄いじゃないかい、2500C
これも合格です。
ダイワ アダム1.0 スプーン
次は、重量0.96gのスプーンです。
これがキャスト出来たら凄いな。
しかし、、結果は、前に飛んで行くだけで、釣りにならない。
これは無理ですね。
流石に1gは厳しかった。
結論
改造5001Cでは、2500Cには、及ばないが結論でした。
5001Cは5gクラスなら、気持ちよくキャストできますが、それ以下ですと、正直キャストしにくくストレスを感じます。
一方、2500Cは、2gクラスまで行けますね。流石です。
アベイルさんの軽量スプールの重さの違いが、このような結果になたっと思います。
5001C軽量スプール AMB5050R-C 16.6g
2500C軽量スプール AMB2560R 5.7g
約3倍ほどの重さの違いがあります。
やはり、この差は大きく、キャスト性能に差が出てしまいました。
残念ながら、5001Cでは2501Cの代わりにはならないですね。
しかし、5001Cはノーマルと比較すると見違えるほどキャスト性能は上がっています。
改造を加えることで、それなりに効果はありますので、皆さん是非改造してみてください。
アンバサダーの世界がさらに広がるかと思います。
この検証内容は、YouTube動画でも公開していますのでよろしければ見てください。
最後までありがとうございました。