1972年アンバサダー 5001C
アンバサダー1972年製 5001Cをヤフオクで購入しました。
私、基本左ハンドルが好きで、1973年製5001Cも持っていましたが、怪魚の釣り過ぎで、破壊されてしまいました。
大好きなリールだけに予備も欲しいと思い購入しました。
しかし、全く同じではつまらないので1972年製です。
えっ、何が違うかって?
少しだけちがうんです。1972年製の方がよりクラシカルなかんじです。
そして、1972年と言えば私の産まれた年です。私にとってはメモリアルなリールです。
違いが分かりますでしょうか?
ハンドルは別として、フレームに固定するネジが違います。
右側が1972年 左が1973年です。
1960年代の5000も1972年とおなじネジですので、1973年から現行モデルと同じネジに変わったんですね。
アブの歴史が少しだけわかった様な気がします。
その他は同じです。
オーバーホール
中古で、さらに45年も前のリールですので、オーバーホールが必要です。
いつものグーバーリールワークスさんにお願いしました。
そこで、作業前に驚愕の事実がわかりました。
なんと、フレームが歪んでしかも修正不可能なレベルとの事。
これがそのフレームです。見た目には良くわかりませんが、駄目のようです。よく見ると全体的に左に傾いております。
フレーム以外は特に悪い箇所は無いとの事です。
フレームはグーバーさんで中古良品を探してもらい、修正し、装着してもらいました。
1973年製のフレームでした。
致しかないですね。
ヤフオクで中古のアンティークですので、こうゆう事もあります。
アンラッキーです。
これで、実際に使用できるリールに仕上がりました。
相変わらず、グーバーさんの仕事は素晴らしいです。
回転がとてもスムーズです。
グーバーさんの仕上げなら、特に改造しなくても、飛距離は出るかと思います。
ターゲットフィシュ
エコノマイザーも付いていたので装着してみました。
やはり、オールドは雰囲気が渋いですね。
カッコいいです。
このアンティークで、狙いはアマゾンBKKでピラルク(アラパイマ)です。
ギヤ比はお決まりの超ローギアです。
ピラルク釣りは、超デッドスローリトリーブでルアーを巻く方がバイト率があがります。
その為、ルアーをリトリーブする時は丁度いいですが、魚がかかってからは巻いても巻いても寄ってこないのが、ローギアの痛いところです。
相当な運動になりますね。1匹釣ったらふらふらになるでしょう。
今回はチューニングは一切行わず、オリジナルのままで使用しようと思います。
しかし、ハンドルだけはひん曲がってしまうので、ハネダクラフトのチタンに交換する予定です。
PEラインは
6号 70LBです。
このラインは安くて、丈夫で最高のラインです。ちゃんと安いのに8本撚です。
ロッドはお気に入りのデプス ヒュージカスタムH2N-64Rです。
このリールでの釣行記乞うご期待ください。
最後までありがとうございます。