アブ アンバサダー 6501CS ロケット ファクトリーチューン
アブスウェーデンの工場で、チューニングされたリール、ファクトリーチューン、最近はパーミングカップモデルも色々販売されていますが、
私は、このクラシカルタイプのファクトリーチューンが一番好きですね。
ファクトリーチューンの元祖は、このクラッシックタイプの6500のシルバーです。
その後、黒の6500が発売され、左ハンドルモデルが追加されました。
私のファクトリーチューンのフットナンバーは00E12SEです。
2012年に製造されたモデルと思われます。
この原稿を書いているのは2022年1月ですので、新しそうに見えるファクトリーチューンですが、20年も前のリールですね。
オールドではないですが、ずいぶんな年です。
しかし、まだまだ現役です。
そこが、アンバサダーの凄いところです。
ノーマルファクトリーチューン6500の特徴
1:スプールに小さな穴が開いており、若干のスプールの軽量化がなされている
2:フレームとフットをリベットで強化されており、リールフットが外れることが無いようになっている
3:コグホイールに2個ボールベアリングが装着されており、回転性能UP
4:ウオームシャフトが金色になっており、おそらく摩擦抵抗の低減がなされていると思われる。
5:ウオームシャフト両サイドにボールベアリングが装着されており、回転性能UP
6:スプールに装着されているボールベアリングは、セラミックとステンレスのハイブリッドタイプで回転性能UP
7:メインギヤは真鍮ではなく、ステンレスが使用されている。真鍮製よりも強度アップされているのではと思われる。
8:アンバサダーは、見た目が命! スエーデンの国旗とFactory Tunedがサイドプレートに記載されており、超かっこいい!
以上の特徴があり、正直、あまり改造するところはないのであるが、改造したほうが良い箇所も多々あります。
付属で、パワーハンドルも付いてきます。
見た目最高!
何といっても、ファクトリーチューンは見た目がとても最高です。
特に、このクラッシックタイプには、スエーデンの国旗が記載されていて、これが特別感が半端ないです。
最近のパーミングカップモデルには、この国旗の記載がないので、少々残念です。
パーミングカップにもスエーデンの国旗があれば、購買意欲をそそられるのですが・・・・。
この国旗があるだけで、本当に特別感が凄いです。
オーバーホール
このリール、ヤフオクで購入した中古品です。そのため、オーバーホールを施しました。
アブアンバサダーは、中古は必ず、新品でもオーバーホールしたほうが良いです。
きちんとした油脂類でOHしてやると、巻き心地、キャスト性能が良くなるのでとても有効です。
私が使用する工具は
PBスイスグリップツール マイナス#2
PBスイスグリップツール マイナス#3
PBスイスグリップツール プラス1番
カワダ洗浄ケース SK-18L
カワダ洗浄ケース SK-18
KTCレンチ10番
ベアリングチェックツール
ホーザンピンセット
きちんとした工具を使用すれば、ネジを舐めたりすることもなく、大切なリールをしっかりとメンテできます。
安物工具は正直あまりお勧めいたしません。
使用したオイル類は
IOS-01オイル
IOS-02オイル
IOSギヤグリス
ワコーズ BC-9 パーツクリーナー
オイル類は全てIOSの100%化学合成タイプを使用しています。
パーツクリーナーはワコーズさんがお勧めです。
使用用途
6500番は、雷魚釣り、かご釣りに使用されるのが一般的ですが、私は海でのキャスティングゲームに使用しようと思います。
ジギングをしていて、突然ナブラが発生、その際に、あらかじめ準備していたペンシルなどを素早くポイントにキャストしたいです。
そのためには、少しピーキーな特性のファクトリーチューンを改造しないといけないですね。
また、海での使用となると、錆び対策も必要です。
という事で、次回は、ファクトリーチューンSW(ソルトウオーター)用に、改造をしたいと思います。
このファクトリーチューン、YouTube動画でもアッしているので、よろしければ見てください。
YouTube動画ではより詳しく紹介しています。
工具の使い方、オイルの使い方なども動画でわかるかと思います。
ファクトリーチューン、カッコよすぎてヤバ過ぎた!
ファクトリーチューンOHしたらヤバ過ぎた!
最後までありがとうございました。