ファクトリーチューンド6501CAの特徴
ご存じ、アブ社がスウェーデン工場で、チューニングを施したリールがファクトリーチューンです。
CAはパーミングカップモデルをさし、これももちろんパーミングカップです。
握りやすいですね。
<デカール>
パーミングカップ側のデカール
パーミングカップ側のリムデカール
ハンドル側のリムデカール
<ウオームギヤ>
ウオームギヤも、金色のコーティングがなされており摩擦係数を少なくしていると思われます。
ウオームギヤの両サイドに、錆びにくいボールベアリングが各1個装着されております。
<コグホイール>
コグホイールにも表裏に各1個ボールベアリングが装着されています。
<スプール BB>
スプールには、ステンとセラミックのハイブリッドボールベアリングを装着。
<リールフット>
リールフットはリベットで強化されており、激しいフッキングでも、
リールフットが外れることが無いように強化済み。
<スプール>
スプールは若干の軽量化のために穴があけられています。
この様に、改造するとこところが無いように見えるファクトリーチューンドですが、少しピーキーな特性です。
また、アンバサダーは基本重たいので、重さも気になります。
パーミングカップはクラッシックタイプのFTより若干軽いのですが、
カタログスペックでは自重376gです。
ギヤ比は、5.3:1と、現行のアブの中では普通のギヤ比です。
そこで、快適に雷魚(トーマン)ゲームが楽しめる様、改造を加えてゆきます。
改造 ポイント
<ハンドル、ハンドルノブ>
雷魚釣りは、負荷のかかる釣りですので、できるだ強く丈夫で、尚且つカッコいいハンドルがいいですね。
そこで、私は、ハネダクラフトさんのロングストレートチタンハンドルを装着しました。
このハンドルは、軽いチタン製で、曲がることはまずないでしょう。
さらに、シンプルなデザインがアンバサダーにとても良く似合い
カッコ良いハンドルとなっております。
ハンドルノブは、クラッシックなハネダクラフト製ビッグウッドノブ
クラシカルなデザインのアンバサダーにはウッドが良く似合います。
<ドラグホイール>
ドラグホイールは、アベイルさんの軽量5本角爪ストレートタイプ クロムカラーを装着しております。
これは、軽量化の為だけの目的で装着しております。
約8gほど軽くなります。
クロムカラーはオリジナル色に近く良くなじみます。
<レベルワインダー>
レベルワインダーは、アベイルさんの、軽量レベルワインダー11本線タイプ クロムカラーを選びました。
11本線のほうがオールド風でカッコ良いからです。
このレベルワインダーは軽量化されているので、回転性能も良くなります。
軽量化と回転性能アップできる定番パーツですね。
<ハイギヤ>
そして、6.3:1のハイギヤを組み込みました。私は、タイの雷魚、トーマンを狙っているので、トーマンは早い動きのルアーに
闘志を燃やすタイプの雷魚なので、ハイギヤ化しました。
香川塩ビ工業さんの、6.3L2(左用) 6.3R2(右用) という品番を選んでください。
<スプール>
そして、一番効果的な、スワンプランブラーのスネークゲームスプールです。
純正対比約50%(約10g)の軽量化が可能で、軽量化はもちろん、キャストもしやすくなります。
さらに雷魚釣りで必要な、強度対策もしっかりとされており、
正に、雷魚アングラーの為のスプールでしょう。
ファクトリーチューンドの回転性能が良いがためのピーキーさが、マイルドになります。
<ライン>
ラインは、バリバス キャスティングPE マックスパワー10号を100m巻いていますが、正直8号でも良いかと思います。
タイの雷魚トーマン用なので、ショックリーダーもバリバスのナイロン100lbを使用。
(日本の雷魚釣りでは一般的にはショックリーダーを使いません)
ここまで改造して、ライン込みの重さは370gと、ライン込みでもカタログスペックより軽量となっております。
ここまで改造すれば、リールは軽くなり、肉体的な負担を少し軽減し、キャストも決まりやすくなるでしょう。
YouTube
このアブ ファクトリーチューン 6501CAはYouTubeでもより詳しく解説しているので
よろしければ覗いて見てください。
3本あります。
押忍!アブ アンバサダー ファクトリーチューン6501CA!
アブ アンバサダー ファクトリーチューン6501CAをOH!
アブ アンバサダー ファクトリーチューン6501CAを雷魚仕様に改造!
最後までありがとうございました。