生まれ変わったアマゾンBKK
2018年3月4日 アマゾンBKK 6:00AM 着 まだ辺りは薄暗く誰も来ていない模様。
明るくなってくると、ここの釣り堀が前回より、さらにより良い環境になっていることに気づきました。
池全体が、非常に綺麗に手入れされております。
今までは馬の糞が至る所に転がっており、雑草や木は生え放題、小屋はボロボロでした。
前回の釣行でも新たな椅子が設置され綺麗になっていましたが今回は馬の糞もまったくなく、小屋やごみ箱も生簀前に設置され見違えるように綺麗になっております。
生簀前にゴミ箱がなく、事務所まで戻ってごみを捨てていましたがその必要は無くなり快適です。
気遣いのされている環境になっているのに驚きです。
御存知アマゾンBKKの看板の下にも花が咲いております。
木製ブランコまで追加されており、落ち着けるような雰囲気でとても良い感じです。
清潔好きな日本人客にも十分に受け入れられる環境になっております。
今までの汚いイメージではなくなっているのです。
何故こんなに綺麗になったのかを管理人に聞いたところ、最近入社した長身の色黒の新人さんがどうやらタイ語の話せるカンボジア人で、彼が花を植えたり、水巻したり、清掃したり、ボロ小屋を作り直したりと、アマゾンBKKの清潔な環境に大きく貢献しているようです。
非常に優秀なカンボジア人ですね。
ここのスタッフは直ぐに辞めてしまい、結構入れ替わりが激しいのですが、彼には辞めてほしくないですね。
チップを渡すなりして私なりに彼を応援したく思います。
汚い環境より、綺麗な環境で釣りができた方がたとえ釣れなくてもリフレッシュできますからね。
タックル
前回BC4 5.10MXHがピラルクフッキングで無残にも折れてしまいました。
今回はBC4 5.10 LHでピラルクを釣り上げたく思います。150キロの鮫を釣り上げた、このロッドのポテンシャルを知りたいからです。
またアンバサダー 赤ベロでもまだ釣ったことが無いのでこのリールでも初フィッシュしたいですね。
さて、今回のタックルは
上から
<1>
ロッド: Deps ヒュージカスタム H2N-64R
リール: アンバサダー5600C 77年モデル ピカチューン
<2>
ロッド: Deps ヒュージカスタム H1N-60R
リール: アンバサダー5500CS 94年モデル ピカチューン
<3>
ロッド:フィッシュマン ブリスト BC4 5.10 LH
リール:アンバサダー5501CSロケット ベストタックルチューン
<4>
ロッド:LUXXE B710XXH
リール:アンバサダー5001C 72年 グーバーOH
<5>
ロッド:アブ ワールドモンスター WMSC-743H
リール:アンバサダー 6001C 88年モデル ピカチューン他改造多数
という布陣です。
一番パワーのあるロッドはワールドモンスターで、一番パワーのないロッドはフィシュマンです。
控えのリールは
1:アンバサダー6000C ピカチューン
2:アンバサダー5001C ピカチューン+グーバーOH
の2台です。
Start Fishing!
今日は生簀前にピラルクが沢山集まっており、非常ににぎやかで、いかにも釣れそう雰囲気です。
これはいつもの THタックル エマ100で即バイトではと思い、キャストするも完全に見切られております。
今までの必勝パターンが最近はまったく通用しなくなってしまいました。THタックルのリアルフォルムでもスレているようですね。
いままでこのルアーで結構美味しい思いをしてきましたが、もう美味しい思いをするのは難しい状況です。
ルアーをブリキンスイマーに変え、キャストしていると小さなアタリが2回ありましたが、フッキングには至らずです。
更にキャストを続けること数分、今度は一瞬フッキングするも直ぐにバレてしまいたした。
相変わらず朝一は上手く行きません。
本日一回目のバラシです。
餌やりタイム午前
8時頃、今日は少し早めの餌やりタイムです。
客は私以外に2名で、釣りにくい環境ではなくここで1匹は釣り上げたいところです。
ジャッカル ギロンをキャストすると直ぐにヒットしフッキングするも即バレてしまいました。
2回目のバラシです。
更にキャストし、また直ぐにヒットでまた10秒程で、バラシです。
3回目のバラシです。
何でこんなにバラシてばかりなのでしょうか?
原因がわからないまま、ルアーをトップに変え表層でピラルクを狙います。
何故か今日は表層にレッドテールキャットフィシュまでもがでてきて捕食してます。何時もは底で捕食してるのに珍しいです。
活性が高いのでしょうか?
しばらくして、見事にピラルクが表層でバイトしました。
久しぶりの表層ヒットです。
ロッドは今まで数多くのピラルクを釣り上げた実績のある、ガマカツロッドで安心感があります。
しかし、リールはオールドアブ72年製、ギア比は3.6:1の超ローギアです。
その為、ピラルクが弱った隙に超高回転でハンドルを巻き上げなければならず、右手、左手とも超多忙でハードな魚とのやり取りです。
一進一退を繰り返すこと数分、かなり手前までピラルクが寄ってきて、今日の初フィシュかと思った矢先に、何とフックオフ。
4回目のバラシです。
ピラルクが確定していただけに、思わずひざまずいてしまうほどの大ショックでした。
そしてこれ以降はヒット無しのままチャンスタイムは終了です。
バラし連発原因
ここまでバラすのは何故だろうか?
フック?
早速フックを研ぐことにしました。
また、前回渾身の力を込めてピラルクをフッキングをして新品のフィッシュマン ブリストBC4 5.10 MXHを折ってしまったことで、手加減してフッキングが力不足なのかもしれません。
ここのモンスター達に対して中途半端なフッキングでは、針の刺さりが良くなく直ぐに外れてしまった可能性があります。
管理人のおじさんは、少し焦り過ぎなので落ち着いてゆっくりと魚と格闘したらとのアドバイスを頂きました。
通常モードで再開
餌やりチャンスタイムと、朝マズメモードが終わり、池は劇渋モードになりました。
なかなかアタリすら無い状況です。
餌やりタイムで残っていた、ティラピアが落ちていたので目の前に投げてみました。
そして、ブルフラット5.8インチに、ガマカツ7/0フックをセットして目の前にキャストすると、何とまさかのヒット!
重厚なアタリでこれはピラルクとぬか喜び、しかし、直ぐにフックが外れバレてしまいました。
これで5回目のバラシ。
デプスの推奨は7/0なのですが、がまかつのフックは何か小さく感じます。
リューギのフックと比較すると、何と全然サイズが違います。
比較してみると、
上がリューギ、下がガマカツです。
今までリューギのフックではバレたのはフックが折れた際にバレた事があるのみで、それ以外バレた事はありません。
しかし、折れた事でこのフックは強度的に駄目かなと思っておりました。
ガマカツはいかにも丈夫な感じでピラルク相手でも折れる気がしません。
しかし、ブルフラット5.8が大き過ぎる為、サイズがガマカツサイズの7/0では合わなかったのですね。
ブルフラット4.8インチにガマカツ7/0フックを装着すると良い感じです。
メーカーによって同じ7/0でもサイズが全然違います。
おそらくデプスの推奨はリューギサイズだったようです。
また初歩的なミスで貴重なピラルクバイトを逃してしまいました。
こんな調子でピラルクを釣る事ができるのでしょうか?
少し自己嫌悪に陥ってしまいます。
特別サービス
私がバラしてばかりいるので、管理人が哀れんでくれたのでしょうか?
突然、私の前に死んだティラピアを10匹程ばら撒いてくれました。
そこに、ジャバギル110をキャストすると、即ヒット!
鬼フッキングで見事にのりました。
しかも、ロッドはフィシュマンブリスト BC4 5.10 LHです。
なかなかの引きですが、これはロッドが柔らかいからかと思います。
しかし魚の持久力はなく、直ぐにキャッチすることができました。
待望の初フィシュは残念ながら1m 弱のアリゲーターガーです。
LHでの初フィシュでもあり少しは嬉しいのですが、今までのバラし連発を思うとせっかく釣れた魚がアリゲーターガーで何か虚しいです。
ロッドの感想はこのクラスのアリゲーターガーならLHで全く問題なく、むしろ結構楽しめました。
このロッド良く曲がりますが、バットがかなりしっかりしているのでパワフルな引きを受け止めてくれます。
アリゲーターガーは持久力がなく、最初は良く暴れますが直ぐに疲れてしまいます。
釣り上げて、フックをよく見るとジャバギル推進 ガマカツ エリートツアラー ワーム316R 5/0フックが曲がっていました。
ガーごときで曲げられては少し心配なフックですが、曲がっても釣り上げてしまうのは流石ガマカツですね。
かろうじて1匹釣れましたが、何時も通り厳しく、ミスばかりで幸先悪いスタートです。
後半に続く。