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7-2からの続き
餌やりタイム 午後 4:00PM
餌やりタイムが始まる1時間ほど前に、店の支配人が何やらタイ語と片言の英語で話しかけて来ました。
このおじさんとも約1年半の付き合いですので、身振り手振りでなんとなく言っていることが分かります。
「今日は子供たちをバンコクに迎えに行くので、餌やりタイムは4:00PMスタート、5:00PMに釣りはおしまい」との事と思います。
5:00PMからが良く釣れる時間で、いつもこの時間帯に逆転フィッシュしているので今日はこれができません。
まだピラルクは1匹しか釣っていないので、次の餌やりタイムでなんとしても最低1匹は釣りたいところです。
そうこうしているうちに、16:00 餌やりタイムスタートです。
デプス ブルフラットで午前は肩透かし喰らったので、再度リベンジです。
キャストすると、バイト、やはりこのワーム良く釣れます。しかし、直ぐにばれてしまいました。
あれ?? おかしいですね。
再度キャストするもヒット、そしてまたバレてしまいます。
さらにキャストするもヒット、そして又バレてしまいました。
あまりにもおかしい。
原因は何だろうと考えている暇はないので、直ぐに見切りを付けてH1N-60Rにゾーイ改造がセットされたタックルにチェンジ、そしてキャスト。
直ぐに、
ブァフォー!
HIT!!!!!!!!
トップで、ピラルク独特の強烈な捕食音で来ましたので間違いなくピラルクです。
ピラルク独特の首を左右に振りながら泳ぐ振動がロッドに伝わってきます。
そして、このピラルクはまた良く走ります。まるでレッドテールのようです。
しかし、このリールにセットされたラインは巻き量が少ないので、あまり走られると危険です。
またしても、こちらから魚に近づいてゆき数分格闘していると、何と今度はバラマンディのように反転してこちらに向かってきます。さらに岸際を走るので、岸の護岸を補強してある竹の棒にラインがらまり、さらに悪いことに護岸の中にピラルクが入ってしまいました。
この池に沢山竹の棒が刺さっていますが、その中に逃げ込まれました。
そこで、スタッフがその逃げ込んだ先でピラルクをキャッチしようとすると、今度はそこから上手く逃げ出し池に戻ってゆきました。
正直安堵しました。下手すると竹の棒にラインが絡まりラインブレイクするところでしたが、入った入口と同じコースで池に戻って行ってくれたからです。
(後からラインをチェックしましたが、擦れるて非常に危険な状態でした。)
何というラッキーでしょうか。
そして、池に戻ったピラルクは再び暴れまくります。池のスタッフもこれはBIGサイズと叫んでおり、一段とテンションが上がります。
ヒュージカスタムが売り文句通り粘り粘り持ちこたえてくれます。
明らかにいつもよりファイト時間は長いのですが、非常に楽しいです。
ロッドのパワーで強引なやり取りはできないのが、一層モンスター相手に闘っている感じがします。
一進一退を繰り返し、ついにピラルクも力尽きたようです。
そして、私の体力も無くなり同様に力尽きました。
まさに力と力のぶつかり合いです。
ビッグサイズの場合はこのように2人掛かりで、大きなネットでランディングします。
普通のネットには大きすぎ、重すぎて入りきらないからです。
凄い、丸太のように太いピラルクーです。
道理で、凄いファイトであった訳です。
長さは160cmクラスとさほど長いわけではございませんが、ゴン太ピラルクです。赤い色もいつものように鮮やかで美しいです。
重さは何キロかわかりませんが相当重そうに見えます。
ヒュージカスタムH1N-60Rで釣った初ピラルクがこのような素晴らしいコンディションのモンスターで嬉しいの一言です。
あまりにファイト時間が長かったので、ピラルクも相当お疲れのようです。陸の上ではほとんど暴れません。
速やかに写真撮影をしてリリースです。
このように魚が相当疲れ果てた場合は、スタッフが数分間 魚の蘇生を行い大切な魚が死なないように対処してからのリリースとなります。
正直、蘇生中は死んでしまわないか少し心配でしたが、無事に元気に池に戻ってゆきまして安堵しました。
このような美しい巨体を私の釣りで殺してしまっては申し訳なさすぎますからね。
今回のピラルクHITタックルは下記です。
ロッド: DEPS HUGE CUSTOM H1N-64R
リール: ABU アンバサダー5501CS ROCKET
ベストタックルチューン
ルアー: THタックル ゾーイ改造
ライン: サンヨーナイロン 雷魚 PE 6号 80lb+100lbナイロンリーダー
+モンスターズプロショップ ワイヤーリーダー改造
ヒュージカスタム H1N-60R評価
デプス ヒュージカスタム H1N-60Rは今回の釣行で レッドテールキャットフィッシュ1匹、極太ピラルク1匹を見事釣り上げることができ、ピラルク釣行の1軍入りは間違いないです。
なかなかこのロッドでのファイトは難易度が高いと思われるのですが、前回モンスターバラマンディを1日で30匹以上釣り上げて私の釣りの腕が上がったのでしょうかね? 笑笑笑!!!
力でねじ伏せる事が出来ないので、魚とのやり取りがとても楽しいのですが、体力が必要な為日々のトレーニングは欠かせませんね。
皆さまヒュージカスタムH1N-60Rはカッコよく、軽くて、海外遠征には便利なコンパクトなパックロッド、そして怪魚相手にも十分戦える強度で最高のロッドです。
まるでデプスの回し者ロッドテスター見たいですが、違いますので誤解なき様・・。
ブルフラット5.8インチ バラシ連発について
デプス ブルフラットで4回もバラしてしまった原因ですが、色々考えましたが今まで某社の7/0フックを使用していました。しかし、1匹釣っただけで折れてしまったので、今回は手持ちがなく仕方なく”がまかつ”の5/0フックを使用しておりました。
おそらくこのサイズがワームのサイズに合わなかったのでしょう。それで極端にフッキングが悪くなっていたと思われます。
さっそくアマゾンで”がまかつ”7/0ワームフックを購入しました。
これでもうバレることは少なくなるでしょう。
やはりメーカー推奨サイズのフックを使用しないといけませんね。
最後に
2017年7月よりこのブログをスタートし、今まで色々な方に読んでいただきありがとうございました。
来年も変わらずブログを書き続けますので、2018年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を迎えてください。
有難うございました。