ルアーでThailandの怪魚を狙うには
タイで、怪魚を釣るには、餌釣りと、ルアーがありますが、今回はルアーで狙える怪魚釣り用の小物関係を紹介したいと思います。
基本バス釣りの延長線で行けます。
ルアーはバス用で問題なく使用できます。
しかし、ルアー自体は問題なくても、そのルアーについているフック、スプリットリングが問題です。
また、バス用のスナップも問題です。
そう、強度が全然足りないのです。
バス用のルアーは種類も多く、とてもいいのですが、ここがネックとなってきます。
タイに来て感じたことは、ブラックバスは実は、さほどファイトが凄くない魚であったと・・・・。
バラマンディーや、トーマンのパワーと比べるとブラックバスは全然パワーが無いです。
ですから、細軸のフックや、スプリットリングでも問題ないのです。
しかし、ブラックバスを前提に装着されたフックや、スプリットリング、スナップを使用して、怪魚釣りをすると、いとも簡単に伸ばされてしまい。
貴重な魚を逃してしまいます。
さらに、大切なルアーをロストしてしまうこともあります。
また、魚にも良くありません。
釣堀で逃すならまだいいのですが、中々釣れない天然トーマン、しいては天然のバラマンディーなどを、
フック、スプリットリング、スナップが原因でバラしてしまうのは、非常に残念なことです。
バラマンディー、トーマン、グルーパー等と普通の怪魚
釣堀なら、パイロット111、VIPフィッシング、などが有名です。
これら釣堀では、バラマンディー、トーマン、ティラピア、ナイフフィッシュ、小型のレッドテールキャットフィッシュ、アジアンレッドテールキャットフィッシュ、ジャイアントグルーパー、レッドスナッパーなどが釣れます。
また、タイのリザーバーでは、天然のトーマンも狙えます。
ここで私がお勧めするフックは、
オーナーなら、STX-58です。
これは、コストパフォーマンスが良いので、フックは消耗品として、マメに交換できるのがいいです。
あまり高いと、ケチって使いつ回し、フッキングが悪くなったりしても使用したりしますからね。
しかし、がまかつフックと比較すると、少し錆びやすいです。
まー、安いからしょうがないですね。
#6は8個入りで、アマゾンで895円で売ってますね。
がまかつならば、トレブル SP H
SPは、少々お高くて、#5 6本入りで、アマゾンで964で売ってますね。
もしくは
トレブル RB H
がまかつトレブル Hには、SP と RB があるのですが、RBのほうが、アマゾンで安く売ってますね。
#5 RB 6本入りで679円、これはお値打ち。
人気が無いのかな?
SPのほうが高いです。
がまかつのフックは錆びにくく、見た目も高級感があります。
しかし、値段はその分高めですので、これは使用する人の好み、お財布事情で、STX-58、もしくはがまかつトレブル SPHもしくは RBHを選んだらよいかと思います。
これらフックは、明らかに純正のフックよりも強靭ですので、安心して怪魚釣りができます。
しかし、あまりにもドラグを締めすぎて、剛竿で、無理なファイトをすると伸ばされることもあるので、ドラグはほどほどにしたほうが良いと思います。
3㎏~3.5㎏あれば、大丈夫です。
しかし、これらフックに交換すると、当然純正よりも重量が重たくなるので、本来のルアーの性能を100%発揮できない場合があります。
例えば、
メガバスのワンテンに使用している軟弱フックをSTX-58 #6に交換すると約60%の重量増となります。
このルアーは、スローフローティングなので、交換することで、サスペンドもしくは、スローシンキングルアーになってしまいます。
ウオーターランドのジャークソニックは、最初から、シンキングですので、泳ぎには影響は出るかと思いますが、
シンキングが、少し早いシンキングになる程度の影響かと思います。
メガバスのディープX-300などは、元々クランクは浮力が高く、動きも激しいので、さほど影響は出ないかもしれませんね。
がまかつRBH #5に交換することで、30%重量増です。
メガバスワンテンRシリーズには、最初から、いいフックが付いています。フックの重さもSTX-58とさほど変わりません。
このような場合は、交換してもほとんど影響はないでしょう。
純正フックを使用しても良いかもしれませんが、スプリトリングは弱そうなので、交換したほうが良いです。
オーナーST-56,がまかつMH
オーナーのST-56やがまかつMHは、サイズが豊富で色々なルアーに装着できるので魅力的ですが、このクラスは正直、簡単に伸ばされます。
ライトタックルで、伸ばされることを前提で、使用するのであれば良いかと思います。
パイロット111では、小さなルアーでせこ釣りをするときもありますが、そのような場合はドラグは緩めでライトタックルを使用してください。
ベイトフィネス、スピニングタックルが良いかと思います。
持久戦に持ち込めば、このクラスのフックでも、何とかなるかと思いますが、釣り堀には水車があるところもあるので、その際は水車に巻かれないよう注意が必要です。
パワーで捻じ伏せれないですから。
ピラルク、レッドテールキャットフィッシュ、アリゲーターガー
アマゾンBKKや、アラパイマフィッシングパークでは、ルアーでピラルクを狙えます。
外道として、レッドテールや、アリゲーターガー、等の魚が釣れます。
ここの魚は、とにかくヘビー級です。
アマゾンBKKのオーナーに聞いたら、2mクラスのピラルクも居る様です。しかし、これはとても警戒心が強く、めったに釣れないようです。
しかし、150cmオーバー、50㎏クラスは普通に釣れるので、ここらの魚にはさらに強いフックが必要です。
私が使用しているメインは
オーナーのST-66です。
超定番のフックです。
安くて、そこそこ強いので、非常に重宝します。
これも少し錆びやすいのが欠点ですが、お値打ちなのでしょうがないです。
オーナー以外のフックですと、
がまかつトレブル SPXHなどが良いでしょう。
これもオーナーより値段が高いのですが、錆びないですし、見た目も高級感があり、なんとなくST-66よりも強そうに見えます。
しかし、サイズが#3からしかなく、#4が無いです。
サイズ感から、ST-66のほうが使いやすいですね。
ここで釣りをするときは、エサがティラピアですので、ティラピア似のギル型ルアーを良く使用します。
デプスブルシューターJr.や、ジャッカルのギロンが丁度良いサイズ感です。
その為、ST-66などの重たいフックを使用しても、さほどルアーの動きが変わるわけではありません。
しかし、ここら釣堀はフックは1個しかルアーに装着できないので、フック1個ですと、ルアーの動きが変わってしまうものもあります。
その場合は、リアフックの代わりにおもりを張るなどして対策すれば、良い動きになるルアーがあります。
ブンマーポンドの巨大バラマンディー、天然バラマンディー
ブンマーポンドは、バラマンディー養殖池で、とても太った、ブリブリの巨大バラマンディーが入れ食い状態となります。
パイロット111にも大きなバラマンディー居るのですが、あまり餌をもらていないのか、痩せています。
しかし、ここのは養殖池なので豊富なエサで、体調バッチリのマッスルバラマンディーが釣れます。
スレていないので、どんなルアーでも釣れてしまうので、ビッグベイトでもガンガンアタックしてきます。
その為、ほかの釣り堀より、パワーが強いバラマンディー達ですので、
フックはST-66クラスをお勧めします。
しかし、ST-66は#4が一番小さいサイズなので、小型のルアーには向きません。
出来るだけ大きなルアーでの釣りのほうがいいのですが、小さなルアーを使う際は、
無理なやり取りをしなければ、がまかつトレブルHでも大丈夫ではと思います。
トレブルHは一番小さいサイズで#6がありますので、中型ルアーには対応できます。
ここでは、あまり小さなルアーで、せこ釣りはお勧めしません。
せこ釣りなどしなくても、ビッグベイトでガンガン釣れるからです。
また、天然のバラマンディーもタイでは狙うことが出来ます。
私はまだやったことが無いのですが、天然ものとなると、どのようなサイズが来るかわからないので、
やはり、ST-66クラスで武装しておいたほうが安心かと思います。
汽水域、海で釣れるそうなので、日本でいう、アカメを狙う感覚かと思います。
それなりのタックルが必要です。
スプリットリング
私が何時も使用しているスプリットリングは、ボンバダ フォルチです。
サイズは、#2と#3です。
ルアーのサイズに応じて使い分けています。
普通の、ミノーは#2、ビッグベイトには#3といった感じです。
#2でも、ピラルクを何匹も釣りましたが、今まで一度も伸ばされたことはありません。
タイのルアーフィッシングでは、このボンバダフォルチに交換していれば、基本問題ないです。
非常に強いスプリットリングです。
純正のスプリットリングは、酷いのになると、手でフックを引っ張っただけで伸びてしまうものもありますからね。
とても地味ですが、必ず交換しなければいけません。
フックは伸びても、まだ、魚は取れる可能性はありますが、スプリットリングや、スナップが伸びると、まず、魚は取れないので・・・・。
スナップ
私が使用しているスナップは、これまた、ボンバダオーボです。
サイズは、#3と#4です。
#3でも、65キロ #4では115キロと圧倒的な強力を持っとりますが、#3については、まれに強い衝撃で開いてしまうことがあります。
たとえば、ミスキャストで、ルアーを岩にぶつけてしまったときなどです。
また、一度、ピラルクに伸ばされたこともあります。
おそらく、ピラルクに口で、噛まれた衝撃で開いて、そのまま伸びてしまったと思われます。
ブンマーポンドのバラマンディーにも同じ様に、伸ばされたことがあります。
いずれも、大切なルアーはバイバイです。
開かなければ、65キロもあるので伸ばされることはないと思いますが、私の経験ではたまに開いてしまうのが難点です。
しかし、#4は、今までに一度も伸ばされたことがないので、少々サイズは大きいのですが、何時も#4を使用しています。
スナップを閉めるときも、とても硬いので、プライヤーを使用して閉めています。
この様に、とても強いので、岩にぶつけたり、魚の口の中で噛まれても、中々開くことはないかと思います。
なんせ115kgと圧倒的な強度ですから。
このフック、スプリットリング、スナップについてはYouTubeでもアップしていますので、よろしければ覗いて見てください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。