吉野家(よしのや) VS 牛野家(ぎゅうのや)
実は私、大の吉野家の牛丼好きです。一時は吉野家の株式も持ち株主優待でタダ券を貰って牛丼を楽しんでおりました。
タイに来て、吉野家が有るのかどうか心配でしたが、ここタイ バンコクにも吉野家の牛丼レストランが数店舗あります。
更に驚いたことに、バンコクには牛野屋(ぎゅうのや)という、吉野家のパ○○と思われる牛丼レストランが数店舗あります。
私は冗談半分で「ヨシギュウ」ではなく私は「ウシギュウ」と勝手に呼んでおります。
かなり前から営業しているので、バンコク市内ではそれなりに人気があるようです。
私の知っているタイ人は、吉野家より牛野屋の方が美味しいとまで言い切る人もいるくらいです。
という事で、今回はバンコクの吉野家と牛野屋のレポートです。
吉野家(よしのや)
今回訪問したのはバンコク最大のショッピングモール メガバンナ内にある吉野家です。
この様なレストラン街の二階に店はあります。
日本の吉野家の様に男の店という感じではなく、普通のレストランですね。
カウンター席ではなく普通のテーブルで、普通にホールスタッフにオーダーします。
日本の立ち喰い蕎麦屋さんの様なカウンターで食べる感じとは随分と違います。
これがメニュー表です。
日本とは違いメニュー表があります。
焼肉丼、ピリ辛牛焼肉丼
そして、牛丼
並盛りは119バーツ約410円。
大盛りは149バーツ 約510円。
セットメニュー 牛丼セット、スパイシー豚丼セット、照り焼きチキンセット、照り焼きサーモン丼セット、うどんセット、牛すき鍋キムチセットもあります。
ビーフカレー、スパイシービーフカレー、ポークカレー、スパイシーポークカレー。
牛肉うどん、豚肉うどん、豚すき鍋、牛すき鍋キムチ。
豚焼肉丼、ピリ辛豚丼、
そして、豚丼もあります。
豚丼は並が109パーツ、大盛りが139バーツです。
照り焼きサーモン丼、照り焼きチキン丼
そして、牛皿、豚皿、餃子、から揚げ、ご飯、味噌汁、生卵、温泉玉子、デザート。
日本とは違い、お茶は有料ですね。
期間限定のスペシャルメニューでしょうか。
何やら重物や、鍋物まであります。
サバ重、すき焼き重、豚骨鍋セット。
タイ人は鯖、豚骨は大好きですね。
ラーメン屋さんも、流行ってるのは豚骨ラーメン屋ばかりです。
紅生姜や唐辛子は日本とほぼ同じです。
タイの唐辛子は、とても辛いのですがバンコク吉野家のは日本と同じ程度の辛さで、タイ人には物足りないかもしれませんね。
私が頼んだのは、大盛りと、牛皿、味噌汁です。
箸が使えない客用でしょうか?食べ易いようにスプーンが付いてきます。
当然箸も置いてあります。
味噌汁の味は日本と変わらないです。
牛丼は米がやはり日本とは少し違います。
タイでも北の方で日本の品種を栽培しているので、日本種はかなり日本米に近いのですが、やはり少し違いますね。
少しパサついた感じです。
肝心の牛肉の味は、微妙に日本と違うような気もしますがほぼ同じと思って良いのではと思います。
日本の吉野家の味を100点とするなら、タイの吉野家の牛丼は90点は有りますので満足出来るレベルです。
以前、カンボジアで食べた吉野家よりは、米がタイの方が美味しいので、タイ吉野家の方が断然美味しいですね。
異国の地でこの味なら申し分ないかと思います。
牛野家(ぎゅうのや)
場所は日本人歓楽街にあるタニヤ通りです。
実は以前、ここの牛丼は食べたことはあります。
その時の感想は「一度食べたら次はいいかな」。と言った感じでした。
不味というわけではありませんが、吉野家ファンとしてはやはり吉野家の牛丼の方が好きですね。
しかし、タイ人は基本牛肉を食べない方が大半です。
知人のタイ人もここの豚丼がバンコク吉野家の豚丼より美味しいと申しておりますので、これは再度挑戦と思い来店しました。
パット見た感じ結構混んでますね。
この店舗は10席ほどのカウンターしかないのですが、12時の昼時ということもあり直ぐに満席となりました。
客層は70%タイ人で、30%が日本人のように見受けられます。
なんとここで衝撃の事実が発覚します。
牛丼並盛が170バーツ、大盛が210バーツと吉野家の牛丼より値段が高いです。
下記様に分かり易く記載するとこんな感じです。
吉野家 並盛 119バーツ 約410円
吉野家 大盛 149バーツ 約510円
牛野家 並盛 170バーツ 約580円
牛野家 大盛 210バーツ 約720円
その他メニューは
豚丼、豚キムチ丼、焼き肉カルビ丼、牛鍋丼、鍋焼きトントロ丼、マグロ丼、ネギトロ丼、生姜焼き定食、三色丼、十勝丼、カレーライス、カレーうどん、肉うどん、かけうどん と多彩なメニューです。
その他サイドメニューは、温泉玉子、豚汁、御新香、生卵、キムチ、みそ汁があります。
ここは日本の吉野家のように、メニュー表はなく、お茶も無料で、カウンターのみです。
お茶が無料というのは良いですね。
紅生姜の色は吉野家のピンクとは違い、赤カブのような赤色です。
ナプキンにも牛野家とプリントされてますね。
そして今回は豚丼大盛りと、豚汁をオーダーしました。
豚丼 並盛 110バーツ 約380円
豚丼 大盛 130バーツ 約450円
と豚丼はタイの吉野家より若干安いです。
見た感じ、日本の豚丼の肉より肉が厚い感じがしますね。
また、大盛の量も吉野家の大盛よりも多いように見受けられます。
日本の吉野家のように唐辛子と紅生姜をかけて食べますが、この唐辛子はタイ人用でとても辛いです。沢山ふり掛けると相当辛くなるので注意が必要です。
豚汁は具が沢山入っており、美味しいです。
豚丼の味はと言いますと、ご飯が???です。タイの吉野家のご飯の方が日本に近い感じでご飯は吉野家の方に軍配が上がります。
そして、肝心の豚肉ですが、、、、、、、、、不味くはないのですが私の好みではありません。やはり日本の吉野家の豚丼の方が私の口には合っていると感じました。
日本と比べたら駄目ですが、味が日本の方がサッパリしいるような感じです。
しかし、知人のタイ人はこの味が好きでタイ人仕様の味付けになっているのでしょうかね。タイ人には肉厚でこのほうが食べ応え有るのでしょうか?
また、店はタイ人で大変賑わっておりますのでこの豚丼ファンも結構いるということです。
タイ人の一般的な昼食にかけるお金は約40から50バーツですが、ここのはその倍以上します。それでもこれだけ流行っているのは相当口に合うからに違いありません。
タイに来たらユニークなお店でですので是非寄ってみてください。
旅の思い出になることは間違いないでしょう。
「吉野家 VS 牛野屋 どちらが美味しい?」の
結論は人それぞれということですので、甲乙はつけれないですね。
そして、、、、、、、、、
食べ終り、店を出るとさらに衝撃に事実がわかりました。
なななんと!!!!!!!!
海野屋(うみのや)です。
笑笑。
牛野屋の扉に張り紙がしてありました。
きっと牛野家と同じオーナーなのでしょう。
見た感じ美味しそうに見えます。
今度は海野家(うみのや)を挑戦してみます。
最後まで有難うございました。