スピニングタックル購入検討
基本、私はベイトリール派なのですが最近、海釣りにも行くようになりやはりそれなりのスピニングタックルが欲しいなという事になり色々探しておりました。
私はリールを選ぶ際に性能、デザイン、価格 この3つが重要視しております。
次にメインテナンス性、耐久力かな。
国産のステラ、ソルティガの性能が良いのは分っておりますが、値段は高く、そのデザインが今風であまり好きにはなりません。
という訳でクラシカルなデザインのリールでアブ派の私ですので、カーディナル44に決めました。
最優順位は デザイン ⇒ 値段 ⇒ 性能
性能は国産の4000円台リール セドナにも及ばないであろうカーディナルです。
性能だけ見れば、最新ステラと比較すれば、おそらくポンコツリールです。
しかし、このリールのデザインはステラには無い素晴らしい美しさがあり最高です。
私の場合は、あまりの美しいデザインの為他のリールを買う気がなくなってしまうほどです。
また単純な構造なので、海釣りに使用してた後に、水で洗浄、塩抜きしてばらして、グリスアップ、オイルアップが簡単にできるのも良いですね。
カーディナル44 購入
この古いクラシカルなリールで、ピラルクやクイーンフィッシュ、バラクーダ等を釣り上げたらさぞ楽しいであろうと思い、何時ものヤフオクで「ポチッとな」をしてしまいました。
カーディナル44 マミヤOP時代の復刻版です。
箱、説明書、予備のスプール、袋もついている程度のよさそうな個体を入手しました。
最近は44の純正スプールの購入もなかなか難しそうなので、最初からスペアのあるリールを選びました。
何故、アフターパーツが豊富でメジャーな33ではなくマイナーなカーディナル44??と思われるかもしれませんが、糸巻量が33では少なすぎるからです。
ドラグ力が弱いので、パワフルな魚に対してはひたすらドラグが鳴りっぱなしになる事が想定されます。
糸巻量は重要です。
ピラルク釣りでは、PE4号を150m程巻きたいです。
また海釣りならPE2号を200mは巻きたいです。
その為44ならそのキャパに対応可能です。
カーディナル33の復刻版は欠陥商品である等々色々たたかれておりますが、44はあまりたたかれている様子がございません。
おそらく33の欠点である、糸巻不良(プリン状になるという症状)はないのではと期待しての購入です。
チューニングパーツ購入
古い設計のリールですので、怪魚相手には正直不安ですので可能な限りの改造を加えてモンスター相手に戦えるようにしたく思います。
しかしながら、33と比較すると、44にはパーツが少なく改造も限定的となります。
純正スプールの交換ですらろくにパーツがございません。
しかし、色々調べてパーツ購入です。
ほとんどが33との共通パーツで、44専用のパーツはほとんどございません。
1:IOS Factory Adjustable ハンドル購入
カーディナルの純正ハンドルがどの程度の強度があるのかは分かりませんので、保険的な意味も込めての交換です。
アブ アンバサダーの純正ハンドルは怪魚相手ですと直ぐに曲がってしまいましたのでもしかしたらカーディナルのハンドル強度に期待は持てない可能性が高いです。
IOSのハンドルはデザイン的に純正に近いので、本来持っている素敵なデザインを壊すこと無く、違和感なく取り付ける事が出来ます。
また、軽量化できればなお良いとの思いでの購入です。
一番重要な、ねじれに強い特殊合金A7075という金属を使用しているので、怪魚相手でも十分耐えうる強度がありそうなのが購入の理由です。
カーディナル44は 約315gもある少々重たいリールなので軽量化も快適釣行には必要ではないかと思います。
2:IOS プレミアムウッドハンドルノブ 購入
ハンドルに合わせてIOS製のWOOD製ハンドルノブの交換。これは見た目、雰囲気をよりクラッシク分風に楽しむための改造です。
機能的に特に優れているという訳ではないかと思います。
趣味ですので自分の好きなデザインはとても重要ですね。
3:アベイル カーディナル プロテクティング リング 購入
これは単純に軽量化の為のパーツ。
色はガンメタにして、少しだけドレスアップ効果もあります。
5g⇒1.5gへと3.5gの軽量化が可能。
4:トラウトマウンテン 国産強化ベールスプリング 購入
これは珍しく44専用パーツ。
楽天で販売しておりました。
カーディナルはベールのスプリングの強度が弱いので事前に強化品に交換です。
その他、「杜の家」から 須山スプリング製作所の44用ベールスプリングも販売しているようです。
もしかしたら、楽天の商品と製造元は同じかもしれないですね???
5:IOS カーディナル用 ラインローラー ハイパー
カーディナルの弱点である純正ラインローラーは糸ヨレが酷いそうです。
このパーツに交換する事でライントラブルの軽減とドラグ性能の向上にも一役買ってくれるようです。
ベアリングは無いのですが、良く回転してくれるラインローラーです。
6:IOS ドラググリス デカくま 購入
カーディナル33を既に保有しており、ドラグを測定したところMAXで1.5kg程しかありませんでした。
基本33と44は中味は同じで大したドラグ力は無いと思い、少しでもドラグの足しにでもなればと購入したのがこのグリスです。
フッキングではあまり滑らず、しっかりフッキング、その後はドラグが出てゆくという特性のあるグリスの様です。
粘度が非常に高く、ドラグ以外に使用すると、パーツを痛めるので、ドラグ専用高級グリスの様です。
下記メーカーの宣伝文句に飛びついてしまいました。
「釣りで大切なのはフッキング時のタメをしっかり作ることです。
魚がヒットしてからは必要最小限のドラグの滑り出し量で、常にフックにテンションを与え続け、バレのリスクを軽減しなければいけません。
さらには魚の急激な突込みに対しては安定したドラグの滑り出しが重要となってきます。
IOSのデカクマグリスはこのような要望に応えるエキスパートに使ってほしい、通好みのドラググリスです」
まさに怪魚釣りに必要な要素満載のグリスです。
プアな純正ドラグにはこれくらいのグリスが必要かもですね。
7:ヘッジホッグスタジオ SHG-1915ZZ ボールベアリング
33でもここのベアリングに変えると、あらフジギ、巻き心地が軽くなったのを実感できます。
その為、44にもこちらのベアリングを購入しました。
復刻版には(フットナンバー760301)にはこのSHG-1915ZZ ベアリンにしないといけない様で注意が必要です。
復刻版ではないモデルにはSHG-1910ZZを使用するようです。
次回はこれらパーツを実際にリールを洗浄しながら組み上げてゆきます。
YouTubeでもカーディナル44の動画UPしています。よろしければ下記リンク覗いてみてください。
最後まで有難うございました。