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フィッシュグリップ、偽物と何が違う?ボガグリップ315 15lb レビュー!

フィッシュグリップ

 

バス釣りをしている時は、あまり必要性を感じなかったフィッシュグリップ。

バスの歯はザラザラですが指が食いちぎられるような事は無く、素手で十分キャッチできるからです。

しかし、こちらタイランドでの怪魚釣りではバスとは比べ物にならない凶暴な歯をした、トーマン、バラマンディ、コロソマ達が相手です。

とても素手でバスの様に口の中に手を入れてのランディングは無理です。

トーマンや、コロソマでそれをすると指を噛みちぎられてしまうのではと思うほどの凄い歯をしております。

 

 

という訳で、タイでの怪魚釣りにはフィッシュグリップは必需品となりますが、どれを購入したらよいのでしょうかね?

ズバリお勧めは少々値段は高いのですがBOGA GRIPです。

消耗品とは違い、末永く使用できるこの手のアイテムは最初から良い品を購入したほうが良いかと思います。

そして、数あるフィッシュグリップで一番有名なのはアメリカ エスタボガタックル社が製造するBOGA GRIPです。

 

 

一番有名なのはそれなりに理由があると思います。

一流品は人気故、良く模倣され偽物が出回ります。

その為BOGA GRIPにそっくりな偽物は多数安価に販売されております。

事実、私は今まで、なんちゃってBOGAGRIPを使用しておりました。

最近グリップがずれてきて、魚を掴むときにマウスクリッパーが開かなくなり、やはり偽物は駄目だなという事になり本物を購入する事になりました。

通販で色々販売されており価格も各社マチマチですので、安心できるSHOPで購入されてはと思います。

 

 

サイズ


サイズは4サイズありますが、サイズに応じて測定できる魚の重量、大きさが違います。

・15lb 最軽量モデル

・30lb

・30lb スペシャル

(怪魚用で、30lbボディに60lbのマウスクリッパーを装着した特別モデルです。 )

・60lb

私は一番軽量コンパクトな15LB(6.8kg)まで測定できるモデルを購入しました。

 

 

値段も14500円程で他の製品より安価で、軽量コンパクトなのが決め手です。

さほど釣り上げた魚の重量を気にして釣りをしていないのでこのサイズに落ち着きました。

私はコンパクト性を最優先しました。

重量を計るだけなら、別の重量計を購入すればよいだけですし・・・・。

7kgオーバーのバラマンディの重量も正確に測りたい方は 30lbや30lbスペシャル(怪魚用)でもよいかもしれませんね。

(さすがに、ピラルク、メコン大鯰釣りにはフィッシュグリップは魚が大きすぎて使用出来ないのでご注意願います。)

 

偽物との比較


偽物はタイの釣具店で購入しましたが、見た目からして、本物とは全然質感が違います。

 

 

上が偽物

下が本物

 

本物は高級感があります。

ステンレスの質が明らかに違い、耐久性と防錆性を考慮したマテリアルを使用しているのが分かります。

少し偽物よりサイズは小ぶりですが、重量は本物の方が重たいです。

偽物は15kgまで測定できるので、おそらく本物の30lbモデルのコピーではと思われます。

そして、マウスクリッパーを開けたり閉じたりするときのスムースさが偽物とは全く違います。

本物は何度も無意味に開けたり閉じたりしたくなるほどに心地の良い、スムースな動作です。

また、本物は全開すると「カチッ」と音が鳴ります。

 

 

マウスクリッパーは大きく開き、とても魚の顎に簡単にキャッチし易そうです。

 

 

偽物は、開きがいまいちで、動作はスムーズではなく、とても顎をキャッチしにくかったです。

また、写真の様に少し錆びてますね。

防錆性能もイマイチです?

もう偽物を使用する事はないでしょう。

安物買いの銭失いとなってしまいましたね・・・・。

 

BOGA GRIPのウンチク


BOGA GRIPは釣り大国アメリカ(USA)で開発、製造、販売している商品です。

キャッチ&リリースの文化が進んだアメリカで製造されたので、魚をいたわり最小限のダメージでリリースをする事を念頭に開発されたグリップです。

その為キャッチ&リリース派の釣り人にとっては魚をいたわるという意味で安心の設計です。

グリップは360度フルフリーに回転して、魚が暴れても力を分散して魚をいたわる様な設計になっております。

偽物にはこの機能はございません。

また、怪魚というモンスターをキャッチする事が出来る耐久性を備え、防錆性に優れるので海での使用にも耐えてくれるので海での大物にも対応できます。

BOGA GRIPは

I.G.F.A.(国際ゲームフィッシュ協会)からの認定を受けており、その重量測定機能は正確で、例えば、琵琶湖で11kgのバスを釣り上げBOGAGRIPで測定したら日本記録として正式に認定されるほど権威のある重量測定機能付きのフィッシュグリップです。

I.G.F.A.(国際ゲームフィッシュ協会)の詳細は下記URLで確認できます。

http://www.jgfa.or.jp/igfa/about/

釣り好きで有名な小説家 アーネスト・ヘミングエイが役員になったこともある協会のようです。

これと同格の日本での協会がJ.G.F.A.のようです。

参考までに、J.G.F.A.認定 ブラックバスの日本記録は

琵琶湖 10.12kg 73.5cmです。

以上のような理由から、アメリカのTOPプロガイドの多くはこのBOGAGRIPを使用しているようです。

 

最後に


以前、タイでバラマンディ釣りをしている時の出来事です。

バラマンディをリリースする際にフィッシュグリップも一緒にリリースしてしまった日本人の方がいらっしゃいました。

怪魚は凄い力ですので、フィッシュグリップで魚を解放する前に魚が暴れ、フィッシュグリップと共に水の中に潜って行ってしまったのです。

その様な時でも対処できるように、フィッシュグリップは必ずロープのようなものと自身の鞄(当然身に着けていないと意味がありません)などと結び、誤って魚に持って行かれても取り戻せるように事前に準備する事をお勧めします。

フィッシュグリップを魚に持ってゆかれると、へこみますし、次に魚を釣った際に苦労しますからね。

 

 

参考までに、私はJETSETTERの鞄にこのように繋げております。

釣りをしている時は常にこのかばんを身に着けているので、魚に持って行かれても取り返せますね。

 

 

Youtubeでも紹介していますので、よろしければ覗いてみてください。

 

 

最後まで有難うございました。

  • この記事を書いた人

アッキー

タイランドに駐在する釣り吉のブログです。 アンバサダー、カーディナル等のタックル情報、怪魚釣り釣り情報を発信しております。 YouTubeもやってますので宜しくお願いします。 https://www.youtube.com/channel/UCKhi0W_iarA98b9bOtX3lKQ

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