バラマンディ養殖池
ブンマーポンドは釣り堀ではなく、バラマンディ養殖池です。
釣りが目的ではなく、食用に養殖している池です。
タイランドではこの魚は非常にポピュラーでいたるところで調理販売されております。
時にはシーバスと名前をつけて売っていたりしますが、日本のシーバスとは味も姿も違います。
日本のアカメとほぼ同じですが、タイのバラマンディの目は赤くないです。
個人的には日本のスズキ(シーバス)のほうが美味であると思います。
ツアーリストにはお勧め
日本からわざわざタイに来てボウズでは悲しくなるので、タイに来たら是非訪問したほうが良い池です。
パイロット111やアマゾンBKKでは下手するとボウズの可能性もあります。
しかし、ここでは沢山の養殖池があり、またスレていないので入れ喰い状態を経験できるかと思います。
大昔の池原ダムがそうであったように、着水と同時にルアーにHITすることもあります。
そして、日本のブラックバスでいうところの、60クラス以上のファイトを十分すぎるほど堪能できるかと思います。
また、日本ではあまり活躍しないビッグ ベイト(ブルシューター160、ジョイクロ等々)にもガンガンアタックしてきます。
海外ならではの釣りを十二分に堪能できるかと思います。
時間: 9:00~15:00 の6時間
料金: B3000/人 約11000円ほど
フック: バーブレス
場所; バンコク市内から約1時間強。 有名なパイロット111の近くです。
予約: 必要
客層: ほとんどが日本人のようです。
備考: 飲み水、昼食は持参したほうが良いです。
トイレは綺麗ではないですが一応あります。
正直わかりにくい場所ですので、あまり、タイに詳しくない方はタイのフィッシングガイドにお願いして(料金を払い)連れてきてもらうのが良いかと思います。
カーディナル4 と ヒュージカスタムHS1N-66R
今回は、前回OH、改造を施したオールド アブ カーディナル4にヒュージカスタム HS1N-66Rをセットし、初実釣で使用してみたくブンマーポンドにやってきました。
バラマンディはとてもエキサイティングな魚で、ブラックバスを1.5倍ほどパワフルにした感じです。
走る、ジャンプするとゲームフィッシュには最高に面白い魚です。
7kgクラスになるとST56クラスのフックでは、ひん曲がるほどパワフルです。
本当は、アマゾンBKKでピラルクでこのリールをデビューさせたかったのですが、最近ピラルクがまったく釣れないので先にバラマンディでデビューです。
本日のタックル
ロッド: デプス ヒュージカスタム HS1N-66R
リール: アブ カーディナル4 改造
ライン: バリバス アバニ キャスティングPE3号
リーダー: ヨツアミ ナイロン ショックリーダー70LB
ワイヤーリーダー: モンスタープロショップ モンスターワイヤーリーダー
スナップ: ボンバダ OVO NO.3
スプリットリング: ボンバダ FORTE NO.2
フック: オーナー ST66
今回はこのタックル1本です。
ナイロンリーダーがすぐにボロボロになるのでワイヤーリーダーがあったほうがベターです。
結び直す手間が減ります。
ワイヤーリーダーに純正装着のスナップ(90lb)で一度開いてしまった経験があります。
ルアーともどもバラマンディがバイバイしてしまいました。
その為、私はボンバダにスナップ #3に交換して使用しております。
これで開いたことはありません。
#1クラスでは正直不安ですので、#3をお勧めします。
スプリットリングもボンバダを使用しております。NO2もしくはNo3でよいかと思います。
こちらもピラルクで実績のある強靭なスプリットリングです。
スタートFISHING
最初のルアーは ZEAL ”あらいクン” アライグマをモチーフにしたかわいいTOP系のルアーです。
いきなり1頭目からHITです。
バレてみすぐにほかの魚が喰いついてきます。
TOPに果敢にアタックしてくるので迫力があり楽しいですね。
前回は、1人 ガイドがついてきて、魚のフックを外してくれたりと釣るだけでよかったのですが、今回は自分でキャッチ&リリースしないといけません。
以前購入したBOGAGRIPが大活躍です。
重さは、15LBまで測れます。
プライヤーはカハラジャパンの6.5インチ アルミプライヤーを使用。
丸呑みされるので、ルアーを外す際に大きめのプライヤーは必須です。
軽量で、PEラインも心地よく切れるので重宝します。
このような事もあるので ブンマーポンドへ行く際は
フィッシュグリップと ロングプライヤーは必須かと思います。
数匹釣ると100mほど離れた池のサポートをしていたガイドがやってきて、後ろにある川のような池のほうが
大きな魚がいると教えてくれました。
下の写真の池が大物がいる池です。
しかし、ここはなかなか釣れないです。
今まで釣っていた池は入れ食い状態でしたが、4kgサイズがメインとのこと。
下の写真の池が4kgアベレージですが、4kgでも十分に楽しめます。
ルアーをブルシューター160に変更し、大物池でデジ巻きしているとBIG ONEがバイトしてきました。
ドラグが唸りますが、カーディナル4 ブンマーポンドのバラにまったく問題ありません。
ステラのように滑らかなドラグではありませんがジ、ジ、ジー!!!といった感じでクラシカルな感じのドラグ音です。
IOSさんのラインローラーの影響もあるかと思いますが全く問題なしで使用できます。
結構時間かかりましたが、上がってきたのがこの魚。
BOGAGRIPで測定してみると、14LB(6.35kg)のナイスサイズです。
このクラスになるとランディングまでに少し時間かかりますね。
その後何度もアタックヒットがありますが、大物は釣れず。
そして入れ食いの池で、他のルアーに変えます。
なんでも釣れます。
TOPは捕食シーンが見れて面白いですね。
へドン ラッキー13です。
大きいサイズのあらい君。
12時頃、そろそろ疲れてきたので帰宅とします。
9時半から12時までで 20匹弱ほど
カーディナル 4 インプレ
多数改造はしておりますが、このリールでバラマンディは全く問題なく使用可能です。
ドラグは十分な力があり、しっかりとバラマンディの暴走を止めてくれます。
しかし、最新のリールのようなスムースさはありませんが、またこのクラシカルなドラグが味の一つです。
今回使用したロッドが軽量であるため、その重さも気になりません。
カーディナル4 怪魚に十分使用可能です。
ピラルクでも問題なく使用できるかと思います。
ヒュージカスタム HS1N-66R インプレ
ブンマーポンドにはとても合ってるロッドかと思います。
硬すぎず、柔らかすぎずで丁度良いといったところです。
3ピースで海外遠征には持ち運びに便利で、120g程度で軽量なロッドです。
ガイドも特殊で破損しにくい仕様です。
重たいブルシューター160も何とかキャストできます。
ジョイクロくらいなら普通に投げれます。
バラマンディの激しい突込みにも十分耐えられるので、楽しく釣りができます。
時間をかければ、アマゾンBKKのピラルクにも使用可能ですが、時間をかける分バレやすくなりますので
アマゾンBKKのピラルクにはもう1ランク上のXXヘビーロッドのほうが良いかと思います。
オールド カーディナル4のベージュ・黒カラーにも非常によくマッチする良いロッドであると思います。
最後に
1979年製のアブ カーディナル4
40年も前のリールを自分でバラシ、OH、改造しそして 海外で怪魚を釣るのはまた違った釣りの楽しみ方ではと思います。
性能よりも、古いリールで雰囲気を楽しむのが趣味の釣りには大切ではと個人的には思います。
昔のリール特有のカリカリ音もまた風情があるように感じます。
最後までありがとうございました。