6600C 赤ベロ 購入し、OH
アンバサダー6600C 通称”赤ベロ” サムバー式の6000番で、サムバーが赤いベロのようなので赤ベロと呼ばれます。
このリールオリジナルと復刻版があるのですが、これは1977年製造のオリジナルと思われます。
フットナンバー:770200
このリールの魅力は何といってもこの赤いベロが黒いアンバサダーのボディーと良くマッチしてとてもカッコいいスタイルです。
既に5600C 赤ベロは持っているのですが、6600Cも欲しくなりヤフオクで綺麗そうな個体を見つけ落札しました。
オリジナルは人気があるのか、競り合い結果、結構な額を払うことに・・・・。
42年も前のリールですので、OHの為いつものグーバーリールワークスさんにお願いいたしました。
今回は改造は無しで、単なるOHです。
ハンドルはオリジナルは直ぐにひん曲がってしまうので、羽田クラフトさんのストレートハンドルを購入しました。
本当は強度のあるチタン製が欲しかったのですが売り切れの為、ミラーフィニッシュハンドル(真鍮製) + ウッド仕様です。
S字もございますが、これは好みかと。
またノブは色々選べるので、これ好みかと思います。
赤ベロの欠点
オリジナルの赤ベロには、
・サムバーに亀裂が入るとこ。
・サムバーの赤色が白っぽく変色する事。
このような欠点がございます。
復刻版では改善されているようですが、今回の個体にも案の定 亀裂が入っております。
ヤフオクの出展写真ではわかりにくかったですね。
幸いなことに、色は白っぽくはなっておりません。
このリール実釣で使用したかったのですが、このように亀裂が入っていると使用するのが少し心配です。
現在中古でフレームを探しております。
しかし、色々探すも、なかなか中古のフレームは見つかりません。
気長に探すしかないですね。
前回購入した5600C 赤ベロの場合は運よく新品のフットナンバーのない補修用フレームが即見つかり実釣で使用しております。
これは大変お気に入りのリールです。
6600Cのほうが個体数が少ないのでしょうか????
なかなか見つかりません。
もし、見つからない場合はエポキシ樹脂で亀裂をを埋めて補強するしかないのでしょうか・・・・。
しかし、転売する際に価値が下がりそうですね。
IOS グリスUP、オイル注油
グーバーさんでOHしてもらいましたが、お気に入りのIOS油脂を注油、塗布してゆきます。
IOS 01、02オイル。
非ニュートン系の高級オイル。
遠心力がかかるほど、まとわりつく不思議な高性能オイル。
ベアリング、レベルワインダーには01.その他には02を使用します。
まずは油を抜くためにパーツクリーナー
ワコーズのBC-9を使用します。
揮発性に優れ、プラスチックパーツにダメージを与えないのが良いです。
そしてIOSギヤグリス。
これを塗ると、とても滑らかな巻き心地で、大切なギヤを守ってくれます。
メインギヤに塗布します。
分解 オイルアップ
グーバーさんでOHしてもらっているの綺麗ですね。
巻き心地に影響するメインギヤを分解して、パーツクリーナーで油分を取り除きます。
色々パーツくクリーナーはありますが、パーツへのダメージ等々、何を使用したらよいかわからない方はワコーズの BC-9を使用したら間違いないかと思います。
数分漬けておくだけで、綺麗に油が取り除かれます。
IOSギヤグリスを薄く均等に、筆で塗布します。
古いリールですので、錆ではないですが見た目は結構ボロいですね。
ドラグワッシャーはそのまま使用しますが、IOSギヤグリスを少し塗りました。
メインギヤを支えるメインシャフトにはIOS-02オイルを注油します。
グリスでは固すぎて巻き抵抗が大きすぎて逆に巻き心地が悪くなります。
今回用意したハンドルはハネダクラフトの真鍮製 ミラーフィニッシュ ストレートハンドルにウッドノブです。
ハネダクラフトさんのハンドルは、OLDアブの雰囲気壊さなく、ハンドル強度をUPしてくれているので大のお気に入りです。
本当はチタン製が欲しかったのですが、残念ながら売り切れておりました。
どうですか?
違和感なくマッチしてますね。
やはり赤ベロはカッコいいですね。
手についた、IOSグリスやオイルをリール全体に塗りつけたので、赤ベロにも光沢感がよみがえりました。
プラスチックにもダメージを与えないIOSオイル、グリスはいいですね。
YouTubeでも6600Cにつて動画をアップしていますので、よろしければ覗いて見てください。
最後までありがとうございました。